栄光から一転…プロ野球、減額制限以上の年俸ダウンを経験した大物6人。大減俸となった選手たち
2023/12/22
産経新聞社
成瀬善久
出身:栃木県
投打:左投左打
身長/体重:180cm/87kg
生年月日:1985年10月13日
ドラフト:2003年ドラフト6巡目
NPBでは3球団でプレーし、現在は選手兼投手総合コーチとしてルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに所属する成瀬善久。やはり成瀬といえば、千葉ロッテマリーンズ時代の活躍が印象的だった。
横浜高校からマリーンズに入団した成瀬は、高卒4年目の2007年に大ブレイク。16勝1敗・勝率.941・防御率1.82と驚異的な数字を残し、投手2冠(防御率・勝率)に輝くなど、手が付けられない1年となった。
その後も2009年から4年連続2桁勝利を記録し、2014年オフに国内FA権を行使して東京ヤクルトスワローズと3年契約を結んだ。
ところが、移籍後の成瀬は思うような活躍ができず、2017年オフの契約更改では、減額制限を超える大幅ダウン。「契約させてもらえた」という言葉に悲壮感が漂っていた。再起を図った2018年だったが、1軍登板すらなく、スワローズでは合計6勝に終わり退団となった。