今季は勝負の1年か…巨人、崖っぷちに追い込まれた打者5人。レギュラー奪取を狙う野手たち
2023/04/01
産経新聞社
廣岡大志
・出身地:大阪府
・投打:右投右打
・身長/体重:183㎝/81㎏
・生年月日:1997年4月9日
・経歴:智弁学園高
・ドラフト:2015年ドラフト2位
来季で加入3年目を迎える廣岡大志。大きな期待を受ける大器だが、結果の欲しいシーズンに差し掛かっている。
2015年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。高卒1年目にプロ初打席初本塁打を記録する鮮烈なデビューを飾った。2019年には開幕スタメンに抜擢され、自己最多の91試合に出場。打率.203と確実性に課題を残したが、10本塁打と持ち味の長打力を発揮した。
しかし、ヤクルトではレギュラーの座を掴みきれず、2021年開幕前に田口麗斗とのトレードで読売ジャイアンツに移籍。正遊撃手・坂本勇人の後釜候補として、大きな期待を受けた。
移籍初年度は78試合出場で5本塁打を記録したが、打率.189と低迷。2022年は28試合の出場にとどまり、打率.180、ノーアーチに終わった。ショートには中山礼都など若手が台頭してきており、厳しい立場に立たされている。来季は結果を求められるシーズンになるだけに、攻守に確実性を向上させたい。