近藤健介のFA人的補償は? 2022年ソフトバンクのプロテクトリスト徹底予想(日ハム用名簿)
2022/12/21
産経新聞社
【捕手:3名】
捕手からは3名を選出した。この選手たちはプロテクト間違いなしと言っていいだろう。
ホークスの顔として今シーズンも130試合に出場、チームに欠かせない扇の要・甲斐拓也。守備では変わらぬ貢献度を誇った。しかし、打撃面では打率.180、1本塁打と大きく低迷し、3年連続で記録していた2桁本塁打も途切れた。このような状態のシーズンが続けば、正捕手の座も危うくなるだろう。
その甲斐を脅かす存在になり得るのが、今オフ横浜DeNAベイスターズからフリーエージェント(FA)加入した嶺井博希である。今シーズンは打率こそ.205にとどまったが、打点はキャリアハイの30を記録。ここ一番での勝負強さが光った。また、主戦格の東浜とは、沖縄尚学高、亜細亜大でバッテリーを組んだ経験がある。
これからを担う捕手の1番手は、鮮烈なデビューを飾った渡邉陸ではないだろうか。プロ初スタメンとなった広島東洋カープ戦では、相手エースの森下暢仁から2打席連続本塁打を記録。2本とも逆方向への一発となり、強烈なインパクトを残した。甲斐と嶺井に割って入る活躍が期待されるため、渡邉のプロテクト外は考えづらいだろう。