今日の味方は明日の敵? プロ野球、全盛期に他球団移籍した歴代助っ人外国人選手5人【野手編】
2022/12/28
産経新聞社
アレックス・ラミレス(ヤクルト→巨人)
投打:右投右打
身長/体重:180㎝/100㎏
生年月日:1974年10月3日
経歴:サンアントニオデパウラ高-インディアンス-パイレーツ
助っ人外国人選手として唯一、名球会に入会を果たしているアレックス・ラミレス。東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツの両球団で、不動の4番打者として君臨した。
ラミレスは、2001年に来日。初年度からレフトのレギュラーとして29本塁打を放ち、チームのリーグ優勝、日本一に貢献した。さらに、2003年には打率.333、189安打、40本塁打、124打点の好成績で打撃3冠(本塁打・打点・安打)を獲得。2007年には助っ人、ならびに右打者初のシーズン200安打を達成するなど圧倒的な実績を引っさげ、2008年から巨人に活躍の場を移した。
巨人でも移籍初年度から本領を発揮。打率.319、175安打、45本塁打、125打点と圧巻の数字で最優秀選手に輝くと、翌2009年も打率.322、186安打、31本塁打、103打点でリーグ3連覇の立役者となり、2年連続のMVPに選出された。その後も活躍を続けたラミレス。ヤクルト時代からの8年連続100打点は、現在でもプロ野球記録となっている。