今日の味方は明日の敵? プロ野球、全盛期に他球団移籍した歴代助っ人外国人選手5人【野手編】
2022/12/28
産経新聞社
アルフレド・デスパイネ(ロッテ→ソフトバンク)
投打:右投右打
身長/体重:175㎝/95㎏
生年月日:1986年6月17日
経歴:マニュエルファハルドキューバ国立体育大-キューバ・グランマ
2022年終了時点、NPBで9シーズンプレーしたアルフレド・デスパイネ。持ち前の長打力に加え、勝負強い打撃が光っている。
キューバ国内リーグで“無双”し、2014年シーズン途中から千葉ロッテマリーンズでプレー。故障離脱もありながら存在感を示し、加入3年目に初めて規定打席に到達。打率.280、24本塁打、92打点といずれも成績を伸ばした。
2017年からは福岡ソフトバンクホークスへ移籍すると、初年度からクリーンアップの一角として打線を牽引した。最終的に本塁打(35本)と打点(103打点)の打撃2冠に輝く活躍を見せ、2年ぶりの日本一奪還に大きく貢献。自身NPB初のベストナイン(指名打者部門)にも選出された。その後も中軸を担ったデスパイネ。近年は代打などでチームの戦力となっていたが、今オフの退団が有力視されている。