まさに「勝ち組」? プロ野球、長期の大型契約を結んだ現役5人 球界を代表する一流選手たち
2023/01/19
産経新聞社
近藤健介
出身:千葉県
投打:右投左打
身長/体重:171cm/86kg
生年月日:1993年8月9日
ドラフト:2011年ドラフト4位
FA移籍によって大型契約を勝ち取った近藤健介。来シーズンからは福岡ソフトバンクホークスの一員としてプレーすることになった。
天才的なバッティングセンスを兼ね備え、横浜高校から北海道日本ハムファイターズに入団。キャッチャーで入団した近藤は、ルーキーイヤーに球団56年ぶりとなる高卒新人マスクをかぶる。順調に出場機会を増やし、2015年に129試合出場で打率.326をマーク。柳田悠岐、秋山翔吾に次ぐリーグ3位の数字となった。
翌2016年以降は、外野手としての出場がメインとなった。2017年はシーズン途中まで打率4割を維持していたが、けがの影響で6月に登録抹消。その後のシーズンでは規定打席に到達する一方、全試合出場はいまだ達成していない。とはいえ、直近5シーズンで打率3割超が4回というように、打撃技術の高さは誰もが知るところだ。
近藤は今オフにFA権を行使し、ホークスへの移籍が決定。契約年数は7年と発表されている。ホークスの覇権奪回のためには、近藤の安定した活躍が求められるだろう。