まさに「勝ち組」? プロ野球、長期の大型契約を結んだ現役5人 球界を代表する一流選手たち
2023/01/19
産経新聞社
宮﨑敏郎
出身:佐賀県
投打:右投右打
身長/体重:172cm/85kg
生年月日:1988年12月12日
ドラフト:2012年ドラフト6位
横浜DeNAベイスターズが誇る打撃職人として、首位打者にも輝いた宮﨑敏郎は2021年から大型契約を結んだ。
セガサミーを経て2013年にベイスターズへ入団。入団後はレギュラーに定着できない時期が続いていたが、プロ5年目の2017年に大ブレイクを果たす。同年は打率.323で首位打者に輝いた。また、確実性だけでなく長打力も兼ね備え、2016年から7年連続で2桁本塁打を放っている。
宮崎が卓越している点は、なんといっても三振数の少なさではないだろうか。2017年から毎年規定打席に到達しているが、三振数のワーストは2021年の53。そのほかのシーズンでは三振数が50未満に抑えられており、コンタクト能力の高さがうかがえる。
2021年にFA権を取得した宮崎に対して、ベイスターズは6年契約を提示。現在はチームの監督を務める三浦大輔と同じく、6年という期間は球団史上最長となった。1998年以来となるリーグ優勝・日本一に向けて宮崎の活躍は必須といっていい。来シーズンも持ち前の打棒で、ベイスターズを引っ張っていくはずだ。