WBC出場の代償? 大会後に成績を落とした代表戦士5人。レギュラーシーズンで苦しんだ選手たち
2023/10/29
Getty Images
石川歩
シーズン成績:16試合(97回1/3)、3勝11敗、73奪三振、防御率5.09(2017年)
3年連続2桁勝利を記録していた石川歩。第4回WBCに出場した2017年は、キャリアワーストのシーズンとなった。
2013年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーから2桁10勝を挙げて新人王に輝くと、2016年には23試合(162回1/3)を投げ、14勝5敗、防御率2.16と抜群の安定感を見せ、最優秀防御率のタイトルを獲得した。
翌2017年3月に開催された第4回WBCでは、侍ジャパン日本代表に選出。大会では1次ラウンド、2次ラウンド初戦の先発マウンドを任されたが、2試合ともに打ち込まれ、計7イニングで6失点と振るわなかった。
レギュラーシーズンでも不調は続き、開幕6連敗。その後も不安定な投球が目立ち、最終的に16試合登板で3勝11敗、防御率5.09とキャリアワーストの数字に。WBCで崩した調子を取り戻すことができず、苦しいシーズンとなった。