WBC出場の代償? 大会後に成績を落とした代表戦士5人。レギュラーシーズンで苦しんだ選手たち
2023/10/29
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山田哲人
シーズン成績:143試合、打率.247、130安打、24本塁打、78打点、14盗塁(2017年)
2年連続「3割30本30盗塁」の快挙を達成していた山田哲人。第4回WBC に出場した2017年は、大きく数字を落とした。
2010年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団し、2013年シーズン途中からセカンドのレギュラーを奪取。2015年には打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁、出塁率.416と圧巻の数字でトリプルスリーを達成し、打撃3冠(本塁打・盗塁・出塁率)と最優秀選手(MVP)にも輝いた。2016年も躍進を続け、NPB史上初となる2年連続トリプルスリーを成し遂げた。
翌2017年3月に開催された第4回WBCでは、侍ジャパン日本代表のリードオフマンとして君臨。打率.296(27打数8安打)、2本塁打、5打点、3盗塁と結果を残した。
しかし、前人未到の3年連続トリプルスリーを狙ったレギュラーシーズンでは、開幕から打撃不振に苦しんだ。夏場にはやや調子を戻したが、最終的に全143試合に出場したものの、打率.247、24本塁打、78打点、14盗塁と過去2シーズンと比べて低迷。本領発揮はならず、悔しい1年となった。