WBC出場を弾みに…大会後に成績を伸ばした選手5人。キャリアハイを叩き出した日本代表戦士たち
2023/01/13
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菅野智之
シーズン成績:25試合(187回1/3)、17勝5敗、171奪三振、防御率1.59(2017年)
菅野智之は、第4回WBCに出場した2017年にキャリアハイを更新した。
2012年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから13勝を挙げると、翌2014年には最優秀防御率のタイトル(2.33)に輝いた。2016年は打線の援護に恵まれず9勝となったが、防御率2.01と抜群の安定感を見せ、2度目の最優秀防御率を獲得した。
翌2017年3月に開催された第4回WBCの侍ジャパン日本代表入りを果たすと、先発の一角を任された。同大会では3試合(14回1/3)を投じ、勝ち星こそ付かなかったが、防御率3.14とまずまずの投球を披露した。
レギュラーシーズンでは、開幕から圧巻の投球を披露。5月、7月、9・10月と計3度の月間MVPに選出された。同年は25試合(187回1/3)を投げ、キャリアハイの17勝、防御率1.59をマークし、最優秀防御率と最多勝のタイトルに加え、自身初の沢村賞も戴冠。WBCの影響を感じさせない成績を残した。