岡田新体制でピンチ? 阪神タイガース、2023年シーズンが正念場となり得る野手5人
2023/04/02
産経新聞社
坂本誠志郎
出身地:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:176㎝/80㎏
生年月日:1993年11月10日
経歴:履正社高‐明治大
ドラフト:2015年ドラフト2位
2022年シーズンは主将の役割も担った坂本誠志郎。捕手としての実力は折り紙付きで、フレーミング技術はダルビッシュ有(パドレス)も認めたほど。しかし、岡田新体制では厳しい立場になりそうだ。
2015年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。プロ2年目の2017年には42試合に出場するなど存在感を示したが、梅野隆太郎が正捕手に定着すると、出場機会が減少。一、二軍を行き来する時期が続いた。
2021年は開幕から一軍に定着すると、ムードメーカーとしても貴重な存在に。シーズン終盤には先発マスクの機会も増やした。キャプテンに就任した2022年は、自己最多の60試合に出場。打率1割台と打撃が課題に挙がるが、守備力は高く評価されている。
しかし、今オフ就任した岡田彰布新監督は、梅野の正捕手固定を明言。その他にも長坂拳弥や榮枝裕貴などライバルも多いだけに、2023年シーズンは勝負の1年になることが予想される。