ブレイク必至⁉ 阪神、次世代のスター候補選手5人。“ダイヤの原石”と評価される若手たち
2023/02/03
産経新聞社
前川右京
投打:左投左打
身長/体重:176cm/88kg
生年月日:2003年5月18日
経歴:智弁学園高
ドラフト:2021年ドラフト4位
前川右京は、高卒2年目を迎える左のスラッガー候補。2023年は、一気に外野のレギュラー奪取を狙う。
智弁学園高時代には、1年時から主軸打者として活躍。計3度の甲子園出場を果たし、3年夏には準優勝に大きく貢献した。その後、2021年ドラフト4位で阪神タイガースから指名を受けプロ入り。
高卒1年目の春季キャンプは二軍スタートとなったが、オープン戦で一軍に昇格し、いきなりマルチ安打を記録。しかし、戦線離脱となって開幕一軍スタートはならなかった。
ルーキーイヤーは故障に苦しみ、二軍でも21試合の出場にとどまったが、打率.250、3本塁打と能力の一端を示した。
また、同年秋に行われたフェニックス・リーグでは、16試合で打率.295、2本塁打、11打点とブレイクの兆しを見せた。
2023年春季キャンプでも、一軍メンバー入りが内定していたが、コンディション不良で二軍スタートへ変更となった。レギュラー不在と目される右翼のポジション争いが期待されるだけに、早期復帰が待たれている。