「一軍の起爆剤になるような選手を」ドミニカカープアカデミー出身・バティスタへの期待
ロサリオなどの活躍で、改めてドミニカ共和国の広島東洋カープアカデミーが注目を集めた。今年も春季キャンプに3名のアカデミー生が参加している。現地のスタッフも彼らに期待をかけている。
2016/02/07
高橋康光
バティスタ「日本に早く適応したい」
バティスタは昨年の秋季キャンプの紅白戦でホームランを放つなど、そのパワーは首脳陣にアピール済みだ。そこで、バティスタ本人の声を聞いてみた。
――昨年は秋季キャンプ参加したようですが、日本野球に触れた印象は?
「最初は戸惑いましたが徐々に慣れていきました」
――日本の投手と対戦した印象はどうですか。
「ドミニカとはだいぶ違います。こちらよりも変化球を多く投げてくるので早く対応できるようにしたいです」
――マツダスタジアムでカープの試合を見る機会はありましたか?
「はい、1試合見ました。阪神戦でした。たくさんのファンがいて、スタジアムの雰囲気が印象に残っています」
――ルナ、エルドレッドという実績ある外国人と競争しなければいけませんね。
「はい、それはわかっています。そのために自分のベストを尽くして準備しないといけないと思っています」
――目標を聞かせてください
「とにかくがんばって、一軍でプレーしたいです」
一方、2013年にカープアカデミー入りしたメヒアも日本野球は「アメリカ、ドミニカより頭を使う」と感じたようだ。セントルイス・カージナルスのルーキーリーグでプレーしていた彼も、「ベストを尽くし一軍でプレーするのが目標」と語ってくれた。