ブレイクの道筋に? パリーグ、春季キャンプ注目選手6人。一軍に抜擢された有望株たち
2023/02/01
産経新聞社
加藤豪将
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/91kg
・生年月日:1994年10月8日
・経歴:ランチョ・バーナード高
・ドラフト:2022年ドラフト3位
逆輸入ルーキー・加藤豪将も、要注目の存在だろう。
アメリカ・カルフォルニア州で生まれ育った加藤は、高校卒業時のMLBドラフトで、ニューヨーク・ヤンキースから2巡目(全体66番目)で指名を受けプロ入り。
マイナーリーグで着実に実績を積み上げ、2021年には3A級で114試合出場、打率.306、8本塁打、42打点の好成績を残した
翌2022年にトロント・ブルージェイズへ加入すると、開幕ロースターを勝ち取り、プロ10年目で念願のメジャーデビュー。メジャー初安打も記録した。その後、ニューヨーク・メッツに移籍したが、再昇格はなくシーズンを終えた。
そして、同年のNPBドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズが異例の3位指名。熟考の末に入団を決めた。アメリカの経験を活かし、即戦力と期待されている。
しかし、春季キャンプでは一軍メンバーに名を連ねていたが、自主トレーニング期間中に右示指末節骨骨折と診断。出鼻をくじかれる形となったが、一軍に帯同しながら、まずはスローイング再開を目指す。