ブレイク必至!? 横浜DeNA、次世代のスター候補選手5人。プロスペクトの若手たち
2023/02/08
産経新聞社
横浜DeNAベイスターズ 最新情報(最新ニュース)
昨季はセントラル・リーグ2位に入った横浜DeNAベイスターズ。2023年シーズンは、1998年以来となる25年ぶりのリーグ優勝を目指す。悲願達成には、若手の底上げが不可欠といえる。そこで今回は、ブレイク必至と目されるDeNAの次世代スター候補5人を紹介する。
宮城滝太
出身:沖縄県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/80kg
生年月日:2000年7月15日
ドラフト:2018年育成ドラフト1位
2023年に1軍初登板を目指すのが、昨年に支配下契約を勝ち取った宮城滝太だ。
沖縄県嘉手納町出身の宮城。高校は県内ではなく、滋賀県の滋賀学園に進学した。
2年春には選抜甲子園に出場。現在チームメイトとなった三浦銀二(当時:福岡大大濠)と投げ合い、延長15回再試合という熱戦を演じた。
その後、高校3年時に横浜DeNAベイスターズの入団テストを受け、育成ドラフト1位で入団。
2軍成績は1年目こそ防御率6.10に終わるが、2年目は3.09、3年目は2.81と徐々に良化。ただ、肘の痛みを抱えながら投球を続けていたため、2021年11月に右肘のクリーニング手術を受けた。
先発から中継ぎに役回りが変わった昨季は、2軍で27試合(32回)を投げ、防御率2.48に加えて、奪三振数は41を記録。多彩な変化球を武器に多くの三振を奪い、7月に支配下登録となった。
嘉手納町として初のプロ野球選手である宮城が1軍のマウンドに立つ日は、そう遠くないだろう。