ブレイク必至!? 横浜DeNA、次世代のスター候補選手5人。プロスペクトの若手たち
2023/02/08
産経新聞社
勝又温史
出身:東京都
投打:右投左打
身長/体重:180cm/85kg
生年月日:2000年5月22日
ドラフト:2018年ドラフト4位
背水の陣で投手から野手に転向し、支配下復帰を目指している勝又温史もブレイク候補の1人だ。
日大鶴ケ丘では、エース兼主軸打者として迎えた3年夏に、西東京大会決勝へ進出。しかし、9回まで投げきるもサヨナラ負けを喫する悔しい結果となった。
バッティングの能力も高く買われていた勝又だが、ドラフトでは投手として指名を受けた。
しかし、プロ入り後はファームで結果を出せず、2年目の2022年に至っては、フォーム改造がうまくいかずイップスに近い状態に。
昨季は31試合登板で防御率1.83という好成績を残した一方、登板数以上の44与四死球と不安定なピッチングが続いた。その後、外野手へのコンバートを決断する。
急遽の転向となったにもかかわらず、ファームにおける昨季の打撃成績は、69試合で打率.293。6本塁打。上々の数字を残した。
1軍デビューのためには支配下契約を勝ち取ることが先決だが、野手として活躍する勝又の姿を見ることは十分期待できるだろう。