早くも暗雲? けがでシーズン開幕絶望とされている主力選手5人。離脱が続けば大きな痛手に
2023/02/02
産経新聞社
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球春到来を迎えたプロ野球。春季キャンプを皮切りに、2023年シーズンに向けて本格的に始動する。もちろん故障者を出さずにキャンプを終えられることが理想だが、すでにけがで離脱中の選手も存在している。ここでは、現段階で開幕絶望とされている主力選手5人を紹介する。
梶谷隆幸
出身:島根県
投打:右投左打
身長/体重:180cm/90kg
生年月日:1988年8月28日
ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
2023年は育成選手として再出発となった梶谷隆幸。4年契約の3年目とはいえ、まさに背水の陣で臨むシーズンとなる。
開星高校から横浜ベイスターズに入団した梶谷。まずはファームで実戦を重ねていき、3年目に1軍初出場を果たした。
その後、ファームでは俊足を活かして盗塁を量産。2012年はファームで3割に迫る打率を残し、1軍での出場機会も大幅に増やした。
2013年は、規定打席未到達ながら打率.346・16本塁打と活躍。翌年は自身初となる盗塁王(39個)のタイトルに輝き、ベイスターズのリードオフマンとして君臨した。
その後はけがに悩まされるシーズンもあった一方、2020年はリーグ2位の打率.323 を残す。同年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して読売ジャイアンツに移籍した。
ただ、巨人移籍後の梶谷は故障に苦しんでおり、昨年は5月に左膝の手術を受けた影響で1軍出場すら果たせず。オフにはまさかの育成契約となった。
今年1月には、新人合同自主トレに混じって練習に励む姿も見られた。けがの状態を見ながら、実戦復帰へ少しずつ歩を進めている。