早くも暗雲? けがでシーズン開幕絶望とされている主力選手5人。離脱が続けば大きな痛手に
2023/02/02
産経新聞社
奥川恭伸
出身:石川県
投打:右投右打
身長/体重:184cm/82kg
生年月日:2001年4月16日
ドラフト:2019年ドラフト1位
セ・リーグ3連覇、そして日本一奪回を目指す東京ヤクルトスワローズにとって、奥川恭伸の復帰は誰もが待ち望んでいるところだ。
星稜高校では高校生離れした投球を披露し、3年夏の甲子園で準優勝を達成。ドラフト1位指名は確実と目された中、3球団競合の末にヤクルトが交渉権を獲得した。
ルーキーイヤーは大半をファームで過ごした一方、7試合で防御率1.83という安定感が評価されシーズン終盤に一軍昇格。しかし、プロ初登板は広島東洋カープ相手に3回途中5失点と洗礼を受ける結果となった。
しかし、この経験を見事に活かした。2021年は54回1/3イニング連続無四球など著しい成長を見せ、規定投球回未満ながら9勝・防御率3.26をマーク。
2022年は初の2桁勝利も期待された一方、右ひじ痛が影響して最終的にわずか1試合の登板にとどまった。
一時は右肘手術という報道も散見されたが、保存療法で復活を目指している奥川。果たしていつ復帰となるのか、明確な時期は示されていない。