早くも暗雲? けがでシーズン開幕絶望とされている主力選手5人。離脱が続けば大きな痛手に
2023/02/02
産経新聞社
岩嵜翔
出身:千葉県
投打:右投右打
身長/体重:189cm/90kg
生年月日:1989年10月21日
ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
かつてはホークスで輝きを放った一方、ここ数年は本来の投球ができていない。育成選手となった今季はリハビリに努めることになりそうだ。
現在でこそ中継ぎの印象が強くなっているが、入団当初は先発を務めていた岩嵜。2011年に6勝、2012年に5勝をマークするなど一定の活躍を見せていた。
2016年には5年ぶりの完封勝利を記録しながら、先発とリリーフの両方でフル回転。以降はホークスのブルペンに欠かせない存在となった。
特に2017年はシーズンの半分以上となる72試合に登板。46ホールドポイント(6勝40ホールド)・防御率1.99という好成績を残し、最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いた。
だが、翌年から登板数が大幅に減少。2021年こそ48試合登板と復活を印象付けたが、同年オフに又吉克樹のFA人的補償で中日ドラゴンズへの移籍が決定。経験豊富な右腕の移籍は大きな話題を集めた。
心機一転の2022年シーズンだったが、新天地での初登板で右肘の違和感により緊急降板。1軍のマウンドには戻れず、9月にトミー・ジョン手術を受けることとなった。
今季のシーズン最終盤、あるいは2024年シーズン開幕のどちらかに合わせて今後はリハビリを進めていく。