ブレイク必至!? 中日、次世代のスター候補選手5人。“ダイヤの原石”と評価される若手たち
2023/02/05
産経新聞社
中日ドラゴンズ 最新情報(最新ニュース)
昨季はリーグ最下位に低迷した中日ドラゴンズ。2023年シーズンに向け、京田陽太や阿部寿樹といった主力をトレードに出すなど、チーム改革を進めている。今季の上位進出には、補強した涌井秀章らの活躍はもちろん若手選手の底上げが不可欠といえる。そこで今回は、ブレイク必至と目される中日の次世代スター候補5人を紹介する。
根尾昂
出身:岐阜県
投打:右投左打
身長/体重:177cm/82kg
生年月日:2000年4月19日
経歴:大阪桐蔭高校
ドラフト:2018年ドラフト1位
昨年、投手に転向して新たなスタートを切った根尾昂。中日ドラゴンズファンの誰もがブレイクを期待しているだろう。
大阪桐蔭高校では1年生の時点でベンチ入り。二刀流として活躍し、3年時には春夏連覇の快挙を達成した。藤原恭大(現:ロッテ)らとともに「最強世代」と呼ばれたチームを牽引した。
4球団競合の末にドラゴンズへ入団。プロでは野手1本で勝負することとなった。
しかし、1年目はキャンプ直前の肉離れなどけがに悩まされたうえ、ファームでは打率.210と振るわず。2年目は1軍でプロ初ヒットを記録したがシーズン2安打に終わった。
翌年以降も打撃に苦しんだこともあり、2022年6月に投手転向が発表された。
すると、主にリリーフとして一軍の戦力となり、登板を重ねるごとにピッチャーとしての実力を発揮。最終的に25試合(29回)を投げ、防御率3.41という成績を残した。
また、2022年シーズンの最終登板は先発として3回を投げ、1安打無失点という好投。今季からは先発へ本格挑戦する。根尾が先発ローテーションを任されるような存在になれば、ドラゴンズの上昇も期待できるだろう。