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ブレイク必至!? 中日、次世代のスター候補選手5人。“ダイヤの原石”と評価される若手たち

2023/02/05

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産経新聞社



上田洸太朗


出身:富山県
投打:左投左打
身長/体重:184cm/91kg
生年月日:2002年9月6日
経歴:享栄高校
ドラフト:2020年育成選手ドラフト2位
 
 育成から支配下契約を勝ち取り、昨季プロ初勝利を挙げた上田洸太朗はさらなるブレイクが期待できる選手だ。
 
 享栄高校では2年秋からエースを任されたが、高校最後の夏は甲子園大会が春夏ともに中止となり、目立った実績を残すことはできなかった。今後の伸びしろを期待されて中日ドラゴンズから育成指名を受け、プロ入りを実現させた。
 

 
 ルーキーイヤーは2軍で主にリリーフとして12試合登板、防御率0.79の好成績を残す。昨年は先発として好投を続け、5月には支配下契約が発表された。
 
 1軍登板では打線の援護に恵まれない不運もあったが、7度目の先発登板でプロ初勝利を記録。最終的に8試合(41回1/3)を投げ、1勝5敗ながら、防御率2.83と安定した投球を披露した。
 
 昨年は左打者相手の被打率が.189と好相性だった一方、右打者相手の被打率は.261。先発ローテーション定着には、右打者を打ち取る精度の向上が必須となるだろう。
 
 大野雄大に続く左のエース候補の台頭は、強竜ドラゴンズの復活に欠かせないものとなる。

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