【韓国の眼】「11キロ絞った」李大浩は活躍できるか――イチローや秋信守も在籍、日韓にとってマリナーズはメジャーへの登竜門
メジャー移籍を目指していた李大浩がシアトル・マリナーズとマイナー契約に合意した。挑戦を表明してから約2カ月、自身の野球人生をかけて34歳の挑戦が始まる。
2016/02/04
日韓のファンが注目するリーグに
果たして活躍できるのか―――韓国メディアの関心事はそこにある。既に岩隈と青木は今季から指揮を執るスコット・サービス監督の推しもあり、主力選手として起用されることが濃厚になっている。
李大浩を獲得したのはチームと一塁手の強化にある。『スポーツ東亜』では球団が彼に注目した理由を分析している。
「マリナーズが李大浩に注目したのはもちろんチーム強化にある。今季はライバルとなる同じ一塁手のアダム・リンドを獲得した。昨年は打率.277 本塁打20 打点87と成績を残すも負傷の影響で全体的に不安定さが目立った。その一方で4年間、日本で猛烈な活躍をした李大浩の成績と安定さに一目置いた」
現地メディアでは活躍を期待する一方で、投手有利といわれる本拠地でのプレーをマイナス要素に挙げている。
それでもチームメイトになった3人のほかにマリナーズと対戦するレンジャーズには秋信守のほかにダルビッシュ有がいる。今後アリーグ西地区は日韓両国のファンが注目するリーグになる。
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