ブレイク必至!? 広島カープ、次世代のスター候補選手5人。プロスペクトの若手たち
2023/02/12
産経新聞社
小林樹斗
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/84kg
・生年月日:2003年1月16日
・経歴:智弁和歌山高
・ドラフト:2020年ドラフト4位
高卒3年目を迎える小林樹斗は、次世代ブレイク候補として大きな期待がかかっている。
智弁和歌山高時代には、2年時から甲子園のマウンドを経験。最速152キロ右腕として注目され、2020年ドラフト4位で広島東洋カープに入団した。
ルーキーイヤーは、身体作りを中心に取り組んだ。徐々にファームで実戦登板を重ね、8試合(30回)を投じて防御率3.30とすると、シーズン終盤に一軍昇格を果たした。
プロ初登板は、4回途中6失点で降板。ほろ苦い一軍デビューとなったが、イニングを上回る6奪三振を記録するなど、大器の片鱗を見せた。
翌2022年は、一軍では1試合登板となったが、ファームでは8試合(46回2/3)を投げ、4勝0敗、防御率2.70の好成績を残した。
ところが、6月に右肘の疲労骨折が判明。その後はリハビリに時間を費やした。現在はブルペンでの投球を再開しており、実戦復帰が見込める段階まで回復している。焦りは禁物だが、まずはプロ初勝利を挙げたいところだ。