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【アメリカの眼】楽天に2013年レッドソックス世界一の立役者が入団へ。ゴームズ「将来的に日本での経験が活きる」

2013年ボストン・レッドソックスの優勝メンバーでもあるジョニー・ゴームズがストーブリーグの遅さに痺れを切らし、2016年の新天地を東北楽天ゴールデンイーグルスに決断した。

2016/02/04

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MLBのストーブリーグの遅さに言及

 大物FAは次々と新天地が決定したものの、全体的にストーブリーグの進行具合は遅く、2013年ボストン・レッドソックスの優勝メンバーでもあったジョニー・ゴームズはメジャー契約のない状況に痺れを切らし、2016年の新天地を日本に決断したと、FOXスポーツのケン・ローゼンサル記者が報じた。
 東北楽天ゴールデンイーグルスと1年契約で、2017年の相互オプションが含まれ、200万ドル(約2億3600万円)が保証されており、100万ドル(約1億1800万円)のインセンティブ付きという。
 
 ゴームズはトリプルA、アリゾナ秋季リーグ、カリブ・ワールドシリーズ、そしてMLBワールドシリーズで優勝を経験している。次なる目標に日本シリーズ制覇を掲げた。
 
 2013年にボストンレッドソックスでは上原浩治、田澤純一らとともにチームの地区優勝に貢献。ワールドシリーズでは第4戦に逆転3ランを放ち、流れを手繰り寄せ、世界一へ導いた。
 そのゴームズは、2015年オフはメジャー契約の提示を受けることなく過ごしてきた。要因のひとつとして、ここ2年間攻撃面での数字の低下によるものが考えられるとローゼンサル氏は指摘する。
 
 ゴームズはそんなストーブリーグの進行具合に痺れを切らしたと、話している。
 
“This is not how it’s supposed to be. It seems like the players are getting bullied. It’s February. These people are human beings. They have families. They’ve got to make plans. I’m not trying to get back at baseball by any means. But I’m not going to hang around. What has changed since the end of September? It’s not like a guy is hot right now or in a slump.”
「こんな形ではあるべきではない。選手たちが弱い者いじめにあっているような感じだ。もうすでに2月に入っている。彼らだって人間だ。家族もいる。予定を立てる必要がある。自分は決して野球に対して仕返しをしているつもりはない。だが永遠に待つこともしない。9月から一体何が変わったというんだ?誰かが調子をあげていたり、スランプに落ちていたりしているわけでもない」

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