【アメリカの眼】楽天に2013年レッドソックス世界一の立役者が入団へ。ゴームズ「将来的に日本での経験が活きる」
2013年ボストン・レッドソックスの優勝メンバーでもあるジョニー・ゴームズがストーブリーグの遅さに痺れを切らし、2016年の新天地を東北楽天ゴールデンイーグルスに決断した。
2016/02/04
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メジャーの舞台は諦めていない
そんな最中に、日本が一つの選択肢を与えてくれた。
ゴームズは愛国心を持っていることでも知られている。2013年に優勝メンバーの一員としてホワイトハウス訪問した時にはアメリカ国旗のデザインスーツを身にまとっていた。ロイヤルズでの優勝パレードで印象深いスピーチをしたときには、大きなアメリカ国旗を掲げていた。
それでも日本行きを選んだのは、3人の子どもたちにとっても良い勉強の機会になると感じたからだ。「(妻も)信じられないほど乗り気で自分が野球の勉強を続けることに協力的だった」とゴームズは語っている。
ゴームズは「色んな経験を加えることで将来的にコーチ、監督、もしくは解説者としてもそれが活きる」と語った。そして再びメジャーの舞台に戻ることを諦めていない。
“This isn’t a farewell tour. This isn’t like my last year. I have no plans of hanging it up. I can always come back or it I take off over there finish my career there.”
「これはお別れのツアーではない。これが最後の年とはならない。まだ引退をする予定はない。また戻ることもできるし、日本で活躍することができれば、現役をこちらで終えることもできる」
出典: Tired of waiting on MLB clubs, Jonny Gomes to play in Japan in 2016 by Ken Rosenthal in Fox Sports on February 2, 2016