怖いのはケガだけ…今季主力クラスとなりそうな5人。故障離脱が懸念される選手たち
2023/02/15
産経新聞社
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球春到来を迎えたプロ野球。各球団が本格的に練習試合などの実戦に入ってきている。2023年シーズンの飛躍を目指す選手にとっては、アピールが不可欠な時期。競争が激化する一方で、けがの懸念も高まることとなる。そこで今回は、故障離脱さえなければ、今季の躍進が大きく期待できる野手を5人紹介したい。
五十幡亮汰
投打:右投左打
身長/体重:171cm/65kg
生年月日:1998年11月27日
経歴:佐野日大高 – 中央大
ドラフト:2020年ドラフト2位
球界屈指の脚力を持つ五十幡亮汰。プロ入り後は、毎年のようにブレイクが期待されているが、故障に苦しむシーズンが続いている。
中央大から2020年ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団。ルーキーイヤーは一軍キャンプに抜擢されるも、肉離れで離脱。その後も故障に苦しみ、一軍では27試合の出場にとどまった。
一方で、少ない出場試合の中で9盗塁をマークするなど、持ち味を発揮。ファームでは、23試合の出場ながら、打率.333、5盗塁と好成績を残した。
翌2022年は、オープン戦で4番打者に抜擢され、ブレイクを予感させた。ところが、開幕前に腰痛を発症。4月に腰椎椎間板ヘルニアの手術を行い、大半をリハビリに費やした。
それでも、シーズン終盤に一軍へ復帰すると、6試合出場ながら打率.286(14打数4安打)、3盗塁を記録した。
今季は、春季キャンプで順調な仕上がりを見せている。実戦でも攻守に存在感を放っており、満を持してのブレイクに注目が集まる。