怖いのはケガだけ…今季主力クラスとなりそうな5人。故障離脱が懸念される選手たち
2023/02/15
産経新聞社
前川右京
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/88kg
・生年月日:2003年5月18日
・経歴:智弁学園高
・ドラフト:2021年ドラフト4位
高卒2年目にして、レギュラー候補に名前が挙がる前川右京。一方で、けがは大きな懸念材料となっている。
智弁学園高では、1年時から主軸打者として活躍。3年夏の甲子園では2本塁打を放ち、準優勝に大きく貢献した。その後、2021年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。
ルーキーイヤーは、大器の片鱗を見せるも、故障に苦しんだシーズンとなった。オープン戦で一軍に昇格し、いきなりマルチ安打を記録。鮮烈な一軍デビューとなったが、コンディション不良により、開幕一軍入りを逃した。
その後もケガに悩まされ、レギュラーシーズンの一軍出場はなし。ファームでも21試合の出場にとどまった。
それでも、同年秋に行われたフェニックス・リーグでは、16試合で打率.295、2本塁打、11打点と能力の一端を示した。
岡田彰布新監督からも高い評価を受け、春季キャンプ一軍メンバー入りが内定。ところが、コンディション不良により、直前で二軍スタートに変更となった。高いポテンシャルを秘めるだけに、万全な状態でアピールしていきたい。