どん底から“復活”へ…巨人、育成契約から再起を図る投手6人。一軍クラスの実力を持つ選手たち
2023/02/16
産経新聞社
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昨季は4位と悔しい結果に終わった読売ジャイアンツ。2023年シーズンの巻き返しに向けて戦力を整えているが、オフには実績のある選手たちの育成契約も目立った。彼らの復活こそ、最大の補強となるだろう。そこで今回は、巨人で育成からの復活を目指す投手6人を紹介する。
中川皓太
出身:大阪府
投打:左投左打
身長/体重:183cm/86kg
生年月日:1994年2月24日
ドラフト:2015年ドラフト7位
読売ジャイアンツの首脳陣、ファンともに復活を待ち望んでいる中川皓太。リリーフ陣に課題がある巨人を救えるだろうか。
東海大学ではリーグ戦通算31試合に登板し、16勝1敗、防御率1.31という抜群の成績を残した中川。2015年ドラフト7位で巨人入りを果たした。
プロ1年目からファームで十分な実績を残すと、3年目の2018年は1軍で30試合に登板。防御率5.02という成績ではありながら経験を積み、翌年の飛躍につなげた。
2019年は、シーズン途中から抑えとしても活躍。自己最多の67試合に登板して16セーブ21ホールドポイント(4勝17ホールド)、防御率2.37をマーク。同年オフに開催されたプレミア12の日本代表にも選出され、世界一に尽力した。
その後も登板数を重ねていったが、2021年6月に左ろっ骨の骨折が判明して東京五輪の侍ジャパン入りを辞退。昨シーズンに至っては腰痛の影響を受け、1試合も登板がないままシーズンを終えた。
現在は少しずつ調整を重ねており、実戦復帰に向けて着々と歩を進めている。今シーズンこそフル回転する中川の姿が見たいところだ。