どん底から“復活”へ…巨人、育成契約から再起を図る投手6人。一軍クラスの実力を持つ選手たち
2023/02/16
産経新聞社
横川凱
出身:滋賀県
投打:左投左打
身長/体重:190cm/98kg
生年月日:2000年8月30日
ドラフト:2018年ドラフト4位
育成から再び支配下契約を目指す選手が、大阪桐蔭高校出身の横川凱だ。
同世代は根尾昂(現:中日ドラゴンズ)や藤原恭大(現:千葉ロッテマリーンズ)らを擁し、甲子園春夏連覇を達成。しかし横川は、3年時も背番号「10」の控え投手だった。
ただ、巨人がポテンシャルを高く評価したこともあり、ドラフト4位で指名を受けた。
プロ1年目は2軍での登板を重ね、翌2020年に先発としてプロ初登板を果たし、5回1失点という好投を見せた。
プロ初勝利はお預けとなったが、将来を期待させる投球を見せた一方、2021年オフに育成契約となることが発表。昨季は開幕からファームで好投し、再び支配下復帰となったものの、1軍では1試合の登板にとどまり、再び育成契約となった。
3度目の支配下登録を目指している横川は、キャンプでも順調な調整ぶりを見せている。実戦練習でも首脳陣の評価は上々で、支配下復帰も決して遠くないだろう。