どん底から“復活”へ…巨人、育成契約から再起を図る投手6人。一軍クラスの実力を持つ選手たち
2023/02/16
産経新聞社
平内龍太
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:185cm/99kg
生年月日:1998年8月1日
ドラフト:2020年ドラフト1位
ドラフト1位からの復権を目指す平内龍太。昨季は大器の片鱗を示していた。
神戸国際大学付属高校では、プロ志望届を出すも指名漏れとなり、亜細亜大学に進学。だが、1年時から故障に悩まされたこともあり右肘のクリーニング手術を決断した。手術後はストレートの威力が増し、ドラフト1位で指名を受けるほどに成長した。
即戦力として期待されていたが、ルーキーイヤーはわずか3試合の登板に終わり、防御率14.40とプロの壁に阻まれた。
それでも昨季は登板数を53試合に伸ばし、リリーフ陣の一角を担う存在に。17ホールドポイント(4勝13ホールド)、防御率4.32の成績を残したが、右肘手術の影響で今シーズンは育成契約からのスタートになった。
順調にいくと3月の実戦復帰が予想されており、早期の支配下復帰も十分に期待できるだろう。まずは結果を出して1軍のマウンドに復帰したいところだ。