プロで“成功”を掴めるか…阪神タイガース、注目のルーキー選手5人。大きな期待を受ける新人たち
2023/02/22
産経新聞社
門別啓人
・投打:左投左打
・身長/体重:183㎝/86㎏
・生年月日:2004年7月10日
・経歴:東海大札幌高
・ドラフト:2022年ドラフト2位
門別啓人は、将来の左腕エース候補と期待される高卒ルーキーだ。
東海大札幌高では、1年秋からエースナンバーを背負った。3年春の地区大会で20奪三振完封勝利を記録。その後は世代トッププラスのサウスポーへと成長し、最速150キロを計測するなど、一躍プロ注目の投手となった。
甲子園出場も期待されたが、3年夏の南北海道大会では、惜しくも準決勝で敗退。それでも、同大会で4試合(28回)を投げ、35奪三振と持ち前の奪三振能力を発揮した。
そのポテンシャルが高く評価され、2022年ドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受けた。
阪神のエースとして活躍した井川慶を彷彿とさせる右打者へのクロスファイアは、大きな魅力。まだまだ粗削りな部分もあるが、伸びしろ十分のサウスポーだ。
チーム内では及川雅貴など、高卒投手が早くから一軍で活躍を見せるケースも多い。まずはファームで実戦を積み、近い将来の一軍デビューが期待される。