大けがから復活へ! 故障を経て再起をかける現役5人。長期離脱を強いられた選手たち
2023/02/18
産経新聞社
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春季キャンプが行われている2023年のプロ野球。レギュラーシーズンへ向け、2月23日からはオープン戦が開幕する。各球団でレギュラー争いが激化しているが、故障からの再起をかける選手たちもアピールを続けている。そこで今回は、今季大けがからの復活を目指す選手を5人紹介したい。
栗原陵矢
・投打:右投左打
・身長/体重:179cm/80kg
・生年月日:1996年7月4日
・経歴:春江工
・ドラフト:2014年ドラフト2位
昨季は、開幕直後に大けがに見舞われた栗原陵矢。今季は、三塁のポジションで復活を目指す。
2014年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ入り当初は捕手登録だったが、一塁や外野で出場機会を増やした。
2020年には、「2番・一塁」で初の開幕スタメンに抜擢。そのままレギュラー格となり、同年は打率.243ながら17本塁打、73打点と一気にブレイクを果たした。
翌2021年には、東京五輪の日本代表に選出された。レギュラーシーズンでは全143試合に出場し、打率.275、21本塁打、77打点をマーク。2年連続で好成績を残し、レギュラーの地位を確固たるものした
2022年も開幕から好スタートを切っていたが、3月30日の千葉ロッテマリーンズ戦で、左翼守備時に中堅手と激突して左膝前十字靭帯断裂の大けがを負い、残りのシーズンは治療・リハビリに費やすこととなった。
それでも順調な回復を見せ、春季キャンプでは一軍メンバー入り。今シーズンからは三塁への本格コンバートが決まっており、松田宣浩(現・巨人)の後継者として、大きな期待が寄せられている。