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大けがから復活へ! 故障を経て再起をかける現役5人。長期離脱を強いられた選手たち

2023/02/18

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産経新聞社



福田秀平


・投打:右投左打
・身長/体重:182cm/77kg
・生年月日:1989年2月10日
・経歴:多摩大聖ヶ丘高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
 
 けがからの復活を目指す福田秀平は、背水の陣で挑むシーズンとなりそうだ。
 
 2006年の高校生ドラフト1巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団。2011年に一軍定着を果たすと、同年は97試合に出場し、打率.252(規定未満)、22盗塁をマーク。
 

 
 度重なる故障で規定打席に到達したシーズンはなかったが、走攻守三拍子揃ったバイプレーヤーとして、貴重な戦力に。その後、2019年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、大型4年契約で千葉ロッテマリーンズに移籍した。
 
 短縮シーズンとなった加入初年度は、開幕スタメンに名を連ねたものの、翌日に右肩肩甲骨の亀裂骨折で離脱。復帰後は状態が上がらず、最終的に62試合出場で打率.216、5本塁打、3盗塁に終わった。
 
 翌2021年は、前年のけがの影響が尾を引き、わずか4試合の出場に。2022年も度重なる故障に苦しみ、20試合出場にとどまった。
 
 同年10月には、右肩のクリーニング手術を敢行。ロッテ加入後は思うような活躍ができていないだけに、契約最終年を迎える今季は、不退転の覚悟で臨むシーズンとなる。

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