大けがから復活へ! 故障を経て再起をかける現役5人。長期離脱を強いられた選手たち
2023/02/18
産経新聞社
梅津晃大
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/90kg
・生年月日:1996年10月24日
・経歴:仙台育英高 – 東洋大
・ドラフト:2018年ドラフト2位
抜群の潜在能力を持つ梅津晃大も、大けがを経ての飛躍が期待される選手の1人だ。
東洋大時代は4年間でわずか1勝にとどまるも、ポテンシャルが高く評価され、中日ドラゴンズからドラフト2位指名を受けた。ルーキーイヤーは故障で出遅れたが、夏場に一軍へ昇格。6試合の登板で、4勝1敗、防御率2.34と能力の一端を示した。
短縮シーズンとなった翌2020年には、開幕ローテーション入り。8月2日の東京ヤクルトスワローズ戦では、10回無失点の快投を見せるなど、将来のエース候補として大きく期待された。
ところが、以降は右肘のコンディション不良に苦しみ、戦線を離脱。最終的に7試合の登板にとどまった。
2021年もわずか3試合登板に終わると、翌2022年の開幕前に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を決断。同年はリハビリに専念する形となったが、10月にはブルペンでの投球練習を再開した。
今季中の復帰に照準を合わせており、本格派の大型右腕の復活に注目が集まる。