“躍進”の兆しも…期待外れに終わったオープン戦首位打者5人。レギュラーシーズンは打撃不振に
2023/02/23
産経新聞社
井上晴哉(2014年)
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/114kg
生年月日:1989年7月3日
ドラフト:2013年ドラフト5位
千葉ロッテマリーンズで輝きを取り戻してほしい選手として、井上晴哉を連想するファンも多いのではないだろうか。
崇徳高校では甲子園出場を果たせず、中央大学に進学。1年春から4番を任されたうえ、大3年秋のリーグ戦では打率5割を記録する活躍を見せた。
大学卒業後は日本生命に入社すると、社会人日本代表に選ばれる存在となった。その後、長距離砲不足という状態だったロッテから、ドラフト5位で指名を受け入団。
「アジャ」の愛称で注目を浴びた井上は、新人ながらオープン戦で打ちまくり、打率.435で首位打者に輝いた。
新人のオープン戦首位打者は、ドラフト制以降では史上初。大きな話題を呼び、開幕戦では4番に名を連ねた。大爆発が期待されたものの、最終的に同年は36試合出場で2本塁打に終わった。
その後も伸び悩みながら、2018年にキャリアハイの24本塁打、99打点をマーク。翌年も24本塁打を放ったが、その後は成績が下降状態になっている。今季は正念場のシーズンとなるだろう。