“躍進”の兆しも…期待外れに終わったオープン戦首位打者5人。レギュラーシーズンは打撃不振に
2023/02/23
産経新聞社
内田靖人(2018年)
出身:福島県
投打:右投右打
身長/体重:185cm/86kg
生年月日:1995年5月30日
ドラフト:2013年ドラフト2位
将来のクリーンアップ候補と期待された内田靖人。活躍を見せたシーズンもありながら、NPBで花開くことはできなかった。
名門・常総学院高校では、高校通算37本塁打を記録した。ドラフトでは、右の長距離砲が不足していた東北楽天ゴールデンイーグルスから2位指名。元々はキャッチャーだったが、打力を活かすため内野手登録となった。
入団後しばらくは1軍で苦しんだものの、2016年にファームで13本塁打、2017年に18本塁打など徐々に持ち味を発揮。
さらに、2018年は打率.386でオープン戦首位打者に加えて、岡本和真(巨人)らと同数で本塁打王(4本)も獲得。同年の開幕スタメンに抜擢された。
同年のシーズンでは、自身初となる2桁本塁打(12本)放った一方、打率は2割を切る成績で安定感に欠き、レギュラー定着とはならなかった。
その後も十分な結果は残せず、2022年シーズン終了後に戦力外通告を受けた。なお、今後は社会人野球のエイジェックでプレーすることが決まっている。