もう後がない…中日、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち
2023/02/24
産経新聞社
岡田俊哉
出身:和歌山県
投打:左投左打
身長/体重:178cm/69kg
生年月日:1991年12月5日
ドラフト:2009年ドラフト1位
首脳陣、ファンからの復活を期待されている選手の1人が、貴重なリリーフ左腕の岡田俊哉だ。
智弁和歌山高校からドラフト1位でプロ入りし、入団後3年間はファームで経験を積んだ岡田。2013年に一軍デビューを果たすと、与四球の数がやや多い課題もあったが、同年は66試合登板で22個のホールドポイント(7勝15ホールド)を記録した。
また、2015年は50試合登板で防御率1.57と安定感を発揮し、2017年の第4回WBC日本代表にも選出。国際試合でも自身の役割を果たした一方、レギュラーシーズンでは血行障害に悩まされ、わずか9試合の登板に終わる。
2019年こそ53試合登板と復活したが、翌年以降は登板機会が減少傾向に。セーブシチュエーションで打ち込まれるなどらしくない投球が見られるようになった。
昨季はわずか2試合の登板にとどまり、オフにはサイドスロー転向を決意した。新フォームで勝負のシーズンに挑むこととなったが、2月22日の対外試合の登板時に負傷降板。右大腿骨骨折と診断され、復活に暗雲が立ち込めている。