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もう後がない…ヤクルト、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち

2023/02/28

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産経新聞社



大下佑馬

・投打:右投左打
・身長/体重:179cm/83kg
・生年月日:1992年7月6日
・経歴:崇徳高 – 亜細亜大 – 三菱重工広島
・ドラフト:2017年ドラフト2位
 
 サイドスロー転向で、飛躍のきっかけを掴んだかに思われたが、昨季は10試合に終わった大下佑馬。今季は、正念場のシーズンになりそうだ。
 
 三菱重工広島から2017年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団した。即戦力の評価通り、ルーキーイヤーは25試合登板で7ホールドポイント(2勝5ホールド)、防御率3.09の好成績を残した。
 

 
 しかし、翌2019年は31試合に登板したものの、防御率5.18と精彩を欠いた。その後も低調なシーズンが続き、2020年オフには、背番号「15」から「64」へ変更となった。
 
 心機一転、2021年シーズン途中にサイドスローへの転向を決断。フォーム変更が功を奏し、翌2022年は、オープン戦から好投を見せ、開幕一軍入りを果たした。
 
 ところが、4月24日を最後に一軍のマウンドからは遠ざかり、わずか10試合登板、防御率4.20に終わった。
 
 今季で31歳を迎え、ヤクルト投手陣の中ではベテランに分類される立場となる大下。是が非でも結果が欲しいシーズンとなる。

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