もう後がない…ヤクルト、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち
2023/02/28
産経新聞社
西浦直亨
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/75kg
・生年月日:1991年4月11日
・経歴:天理高 – 法政大
・ドラフト:2013年ドラフト2位
近年は遊撃のレギュラー格を担っていた西浦直亨だが、昨季はわずか6試合の出場に。今季は、キャリアにおいて大事なシーズンになりそうだ。
法政大からドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーから開幕スタメンに抜擢されると、プロ初打席で初本塁打を記録する鮮烈なデビューを飾った。
その後、一軍に定着できない時期が続いたが、2018年にようやく遊撃のレギュラーを奪取。138試合に出場し、打率こそ.242となったが、10本塁打、55打点を記録した。
2021年には元山飛優らとの併用となったが、92試合に出場。同年のポストシーズンでは全試合にスタメン出場し、リーグ優勝、日本一に貢献した。
ところが、2022年は長岡秀樹の台頭により、一軍ではわずか6試合の出場に。不本意なシーズンを送ると、春季キャンプでも二軍スタートとなった。
一軍キャンプでは、元山や武岡龍世など、若手内野手が猛アピールを見せている。著しい成長を見せている選手も多いだけに、プロ10年目を迎える今季は勝負の1年となる。