もう後がない…ヤクルト、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち
2023/02/28
産経新聞社
太田賢吾
・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/85kg
・生年月日:1997年1月19日
・経歴:川越工
・ドラフト:2014年ドラフト8位
若手の台頭が著しい東京ヤクルトスワローズにおいて、苦しい立場に置かれているのが、太田賢吾だ。
2014年ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズに入団。2017年に一軍デビューを果たしたが、レギュラーは掴めず、2018年オフにヤクルトへトレード移籍となった。
移籍1年目から内野のレギュラー格となり、自己最多の90試合に出場。打率.251(規定未満)、3本塁打を記録し、一時はリードオフマンを担うなど存在感を示した。
しかし、その後のシーズンでは出場機会が激減。2021年はイースタン・リーグの首位打者(.327)に輝いたが、一軍では29試合の出場に終わった。
翌2022年は、負傷離脱したドミンゴ・サンタナの穴を埋める活躍を見せていたが、8月以降はファームが主戦場に。同年は37試合の出場で、日本シリーズへの出場資格者名簿からも外れた。
近年は、高いパフォーマンスを見せる時期もありながら、出場機会に恵まれないシーズンが続いている。移籍5年目を迎える今季は、年間を通して一軍の戦力となりたい。
【了】