もう後がない…横浜DeNA、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち
2023/02/27
産経新聞社
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オープン戦に突入した2023年のプロ野球。若手のアピールが目立っているが、近年は結果の残せていない中堅・ベテランにとっては、生き残りをかけた争いが続く。各球団を見ると、それぞれ正念場を迎えた選手たちがいる。今回は、勝負のシーズンに臨む横浜DeNAベイスターズの選手5人を紹介する。
坂本裕哉
・投打:左投左打
・身長/体重:180cm/87kg
・生年月日:1997年7月28日
・経歴:福岡大大濠高 – 立命館大
・ドラフト:2019年ドラフト2位
入団時から大きな期待が寄せられている坂本裕哉だが、ここまでは思うような成績を残せていない。昨季は自己ワーストの数字に終わっただけに、今季は結果が求められるシーズンになりそうだ。
2019年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けプロ入り。ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りし、プロ初先発で初勝利を挙げるなど、好スタートを切った。
ところが、同試合で右足首を捻挫し、戦線離脱。シーズン終盤に一軍へ復帰し、最終的には10試合登板で4勝1敗と勝ち越したが、防御率5.67と苦しんだ。
翌2021年も登板数こそ増やしたが、4勝6敗、防御率5.25と飛躍を遂げることはできなかった。
2022年も開幕ローテーションこそ掴んだが、不安定な投球が続き、二軍へ降格。再昇格後は救援に配置転換されるなど、まさかの未勝利のままシーズンを終えた。
左投手の先発候補が多いチームだけに、そろそろ結果を残したい。