大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



「ドラフト1位」がまさか…1軍出場なしに終わった元逸材5人。無念の戦力外通告を受けた選手たち

2024/05/19

text By

photo

産経新聞社



吉住晴斗


・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/85kg
・生年月日:2000年3月12日
・経歴:鶴岡東高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 ドラフト1位で入団したものの、プロのレベルの高さを見せつけられた吉住晴斗。
 
 鶴岡東高では、2年夏に甲子園のマウンドを経験した。3年夏は山形県大会3回戦で敗れたが、2018年ドラフト会議で、抽選を3度外した福岡ソフトバンクホークスから1位指名。身体能力は高く評価されていたが、本人も驚きの1位指名となった。
 

 
 ルーキーイヤーは三軍が主戦場となり、ウエスタン・リーグ公式戦での登板は果たせなかった。翌2019年は二軍で12試合に登板したが、防御率5.31と低調な数字に。
 
 その後も思うような数字は残せず、2020年オフに育成契約が打診された。一度は引退の意向を示したが、ダルビッシュ有(パドレス)から激励の電話を受け、現役続行を決断。
 
 育成時代にはサイドスローへ転向するなど、再起をかけて臨んだが、2021年は故障に苦しんだ。二軍でも3試合の登板にとどまると、オフに2度目の戦力外通告を受け、現役引退を決めた。

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!