ついに“覚醒”へ…今季のブレイクが期待される次世代スラッガー候補5人。飛躍を目指す若手たち
2023/03/07
産経新聞社
林晃汰
投打:右投左打
身長/体重:182cm/101kg
生年月日:2000年11月16日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2018年ドラフト3位
林は智辯学園和歌山高よりドラフト3位で広島東洋カープに入団。
1年目は1軍の出場こそ無かったものの、2軍で7本塁打をマーク。ウエスタン・リーグの高卒1年目の最多タイ記録となった。
翌2020年は本塁打、安打、打点でウエスタン・リーグ2位の成績を残したシーズン終盤に1軍初昇格。プロ初安打を記録した。
プロ3年目となった2021年には新型コロナウイルスによる主力の離脱が相次ぎ、序盤から出場機会を得る。交流戦で初本塁打を放つとその後も好調を維持。6月は4番に抜擢されるなど、打率.344、2本塁打、17打点と好成績を残した。
その後、球団高卒3年目以内では2012年の堂林翔太以来9年ぶりとなる2桁本塁打に到達した。結果102試合に出場し、打率.266、10本塁打、40打点と飛躍の年となった。
レギュラー定着を期待されて迎えた昨季だったがオープン戦から精彩を欠き、よもやの1軍出場なしに終わる。
ライバルも多いのが現状だが、林の爆発力には期待をせずにはいられないはずだ。プロ5年目を迎える今年こそ、三塁手争いに加わりレギュラーを奪取したい。