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大きな“懸念材料”に…プロ野球、FA残留で長期契約を結んだ大物選手5人。見合う活躍はできる?

2023/03/20

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産経新聞社



中村奨吾


出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/88kg
生年月日:1992年5月28日
ドラフト:2014年ドラフト1位
 
 吉井理人新監督のもと、今シーズンから新しい船出を切るロッテ。その中心選手が中村奨吾である。
 
 天理高校時代に外野手を務めていた中村は、早稲田大学に入学してからセカンドに転向。大学日本代表に選出された経験もあり、スカウトから高い評価を得ていた。中村は 評価通りドラフト1位指名でロッテに入団する。
 

 
 ルーキーながら開幕1軍の権利をゲットすると、同年4月にプロ初ホームランとなる先頭打者アーチを放った。とはいえ、同年は打撃でシーズンを通した活躍はできなかった。
 
 その後、2018年に初となる全試合出場。打率.284に加えて39個の盗塁を決め、主力選手となった。
 
 2018年から全試合出場を継続していたが、新型コロナウイルスに感染した影響で昨季途中にストップ。それでもキャプテンの座は来季も継続だ。4年契約の締結を明らかにした中村は、吉井監督を胴上げするために今シーズンもチームを引っ張るだろう。

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