他球団ならレギュラー級?…開幕スタメンは難しそうな打者6人。チーム事情の影響受ける選手たち
2023/03/17
産経新聞社
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レギュラーシーズン開幕まで、約2週間となったプロ野球。オープン戦も佳境を迎え、レギュラー争いも熾烈を極めている。厳しいプロの世界では、結果を残していても、先発起用を掴めるとは限らない。ここでは、レギュラークラスの実力を持ちながら、チーム事情などで開幕スタメンが難しそうな選手を6人紹介する。
松原聖弥
・投打:右投左打
・身長/体重:173cm/74kg
・生年月日:1995年1月26日
・経歴:仙台育英高 – 明星大
・ドラフト:2016年育成選手ドラフト5位
2021年にレギュラーを奪取した松原聖弥だが、開幕スタメンには猛アピールが不可欠な立場となっている。
育成でのプロ入りとなった松原。ルーキーイヤーからファームで好成績を残し、プロ2年目の2018年に支配下登録を勝ち取った。
2020年に満を持して一軍デビュー。同年はシーズン途中からレギュラー格となり、86試合出場、打率.263、3本塁打、12盗塁と持ち味を発揮した。
飛躍の足掛かりを掴むと、翌2021年は初の開幕スタメンに抜擢された。そのままレギュラーの座を守り続け、初めて規定打席にも到達。最終的に135試合に出場し、打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁の好成績を残した。
さらなる活躍が期待されたが、2022年は一転、打率1割台と深刻な打撃不振に。レギュラーの座を明け渡し、50試合の出場にとどまった。
再起を誓う今季は、侍ジャパンのサポートメンバーとしても貴重な経験を積んだが、一軍では、新加入のオコエ瑠偉やルイス・ブリンソンらが猛アピールを見せている。外野は熾烈な争いを極めており、険しい道のりになりそうだ。