他球団ならレギュラー級?…開幕スタメンは難しそうな打者6人。チーム事情の影響受ける選手たち
2023/03/17
産経新聞社
黒川史陽
・投打:右投左打
・身長/体重:182cm/86kg
・生年月日:2001年4月17日
・経歴:智弁和歌山高
・ドラフト:2019年ドラフト2位
ルーキーイヤーから光るものを見せている黒川史陽だが、レギュラー定着には高い壁が立ちふさがっている。
智弁和歌山高では、計5度の甲子園出場を経験。強打の二塁手として注目を集め、ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。
高卒1年目から、春季一軍キャンプに抜擢。開幕こそ二軍スタートになったが、ファームでは好成績を残し、シーズン終盤に一軍へ昇格。初打席で初打点を記録するなど、幸先の良いデビューを飾った。翌2021年には、ファームで規定打席未満ながら打率.319をマーク。
高いポテンシャルを秘めるが、2022年は一軍で17試合の出場にとどまるなど、一軍には定着できていない。
本職の二塁には、主軸を務める浅村栄斗が君臨。その他、鈴木大地や茂木栄五郎など、実績のある選手が内野陣を形成している。さらに今季は、経験豊富な阿部寿樹がトレード加入。開幕スタメンの奪取には、ライバル達を追いやる猛アピールが不可欠だ。