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他球団ならレギュラー級?…開幕スタメンは難しそうな打者6人。チーム事情の影響受ける選手たち

2023/03/17

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産経新聞社



糸原健斗

・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/82kg
・生年月日:1992年11月11日
・経歴:開星高 – 明治大 – JX-ENEOS
・ドラフト:2016年ドラフト5位
 
 近年はレギュラー格を担っていた糸原健斗だが、指揮官が代わり、厳しい立場となっている。
 
 2016年ドラフト5位で阪神タイガースに入団した糸原は、ルーキーイヤーから開幕一軍入り。同年は故障もあって66試合の出場にとどまったが、翌2018年に内野のレギュラーを奪取。全試合に出場し、打率.286、出塁率.390と持ち味を発揮した。
 

 
 その後もレギュラーとしていぶし銀の活躍を続け、2022年は打撃不振に陥りながらも、132試合に出場。長らくレギュラーの座を守り続けてきたが、指揮官の交代で事態が一変。
 
 岡田彰布新監督は「守りの野球」を掲げており、守備に課題のある糸原にとっては、逆風の状況となっている。
 
 さらに、糸原が主戦場としている二塁には、正遊撃手を務めていた中野拓夢がコンバート。三塁には中軸を務める佐藤輝明が固定される見込みだ。
 
 今春のオープン戦では打撃で存在感を示しているが、ポジションの関係から開幕スタメンが難しい状況だ。

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