ロッテのドラ1、平沢大河は「持っている」クラッチヒッター
千葉ロッテマリーンズのドラフト1位の平沢大河は、14日に行われた台湾のラミゴとの対外試合で初安打を記録した。
2016/02/16
国際大会でも勝負強さは変わらず
この後、平沢は第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップに出場。侍ジャパンのユニフォームにそでを通した。
9試合中8試合に遊撃手として先発出場し、31打数8安打3二塁打。打率は.258と今一つだったが10打点。8安打のうち6本が打点つき。夏の甲子園から引き続き、屈指のクラッチヒッターという評判をとった。
平沢大河は、ドラフト1位で楽天との競合の末、ロッテに入団。チームメイトのエース、佐藤世那は2015年ドラフト6位でオリックスに入団を果たした。
一言で言えば、平沢大河は「持っている」打者だ。ここぞというときには無類の勝負強さを発揮する。
ドラフト1位は、走攻守の能力に加えて、そういう「プロ向き」の性格をプロチームが高く評価した結果だろう。プロ1年目の春季キャンプも一軍に帯同している平沢。どれだけプロに適応できるか楽しみだ。