これが“運命の分かれ道”? プロ野球、今季新たな挑戦を決断した選手5人。チャレンジの行方は…
2023/03/19
産経新聞社
栗原陵矢
・投打:右投左打
・身長/体重:179cm/82kg
・生年月日:1996年7月4日
・経歴:春江工
・ドラフト:2014年ドラフト2位
昨季は開幕早々に長期離脱を強いられた栗原陵矢。今季は新たなポジションで復活を目指す。
2014年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受け、捕手としてプロ入り。入団後は一塁や外野守備にも取り組むと、2020年に「2番・一塁」で初の開幕スタメンに抜擢された。同年は打率.243ながら、17本塁打、73打点をマークした。
翌2021年には外野の一角を担い、全143試合に出場。打率.275、21本塁打、77打点と成績を伸ばし、主力選手の1人となった。
2022年も開幕から好スタートを切っていたが、3月30日の千葉ロッテマリーンズ戦で左膝前十字靭帯断裂の大けがを負い、残りのシーズンはリハビリに費やすことになった
それでも順調な回復を見せ、今季から三塁への本格コンバートが決定。長らく正三塁手を務めた松田宣浩(現・巨人)の後継者として、大きな期待を受けている。