これが“運命の分かれ道”? プロ野球、今季新たな挑戦を決断した選手5人。チャレンジの行方は…
2023/03/19
産経新聞社
平良海馬
・投打:右投左打
・身長/体重:173cm/93kg
・生年月日:1999年11月15日
・経歴:八重山商工
・ドラフト:2017年ドラフト4位
昨オフの契約更改で先発転向を直訴し、大きな話題を呼んだ平良海馬。球界を代表する絶対的リリーバーは、今季から新たな役割を担う。
2017年ドラフト4位で埼玉西武ライオンズに入団。2020年にセットアッパーへ定着すると、同年は54試合登板で34ホールドポイント(1勝33ホールド)、防御率1.56の好成績を残して新人王に輝いた。
翌2021年には、NPB記録となる驚異の39試合連続無失点をマークした。2022年も61試合に登板し、35ホールドポイント(1勝34ホールド)、防御率1.56と打者を圧倒。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
リリーフで無双を続けていた平良だったが、同年オフに配置転換を直訴。今季から先発へ挑戦することが決まった。
迎えた春季非公式試合(オープン戦)では、2試合(10回)を投げていまだ無失点。ここまでは順調な仕上がりを見せている。先発投手としてどのようなパフォーマンスを見せるか、期待が高まる。
【了】